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zoom RSS アイドレス世界の設定に対する面白い考察のコラムとイラスト 自国移動機関あれそれとそのうんちく編

<<   作成日時 : 2008/04/30 11:06   >>

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<アイドレス世界の設定に対する面白い考察のコラムとイラスト 自国移動機関あれそれとそのうんちく編>

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 フィーブル藩国は、小国である。
 細かく言えば弱小国だが、しかし領土的な意味でいえば、小国だった。
 縦横7、8kmくらいの地図のうち、さらにその半分が海と砂漠なのである。
 というか、コラム書くために改めて地図を見て、「うわ、ちっさ!」とフィーブル藩国に所属している自分が驚くくらいだった。本当にささやかな領土の国なのである。

 そんな狭い藩国で、国民が最も利用している乗り物は、自動車ではない。
 もちろん自動車もあるにはあるのだが、しかし、他国へ行くには船や飛行機に乗ればいいし、国内移動なら自転車やバスのほうがずっとよく利用されるのだ。

 ちなみに電車はない。タクシーはあるが、人気は低い。
 中古の高機動車両や兵員輸送装甲車を使って、「ついに本当のタクシーに!」とかタクシー会社がウケを狙ったもののベタ過ぎたせいかヒットせず、それが尾を引いているのか普通のタクシーに戻しても未だに人気が出ないらしい。

 というわけで、自動車はだいぶ人気がない。
 ちなみに、フィーブル藩国の乗り物の8割は輸入車か中古車であり、I=Dもアメショーやペルシャなどの少し古い機体を未だに使っていることを考えてみると、ひょっとしたら乗り物ではいまいちパッとしない藩国なのかも知れなかった。

 まあ、オアシスを中心に栄えた西国人国家なので、排気ガスが出る乗り物を個人が所有するということに、なんとなく抵抗を感じるのかも知れない。
 それはそれで立派かも知れなかった。付け加えると、そのせいで交通事故による事故の発生率が極めて低いのも、まあちょっとは自慢してもいい話だろう。

 そんなフィーブル藩国では人気の無い自動車だが、しかし、自動車が輝く瞬間も、あった。

 すなわち、フィーブル砂漠を横断しなければいけない時であった。
 こればっかりは、ラクダやラバでというわけにもいかないのである。昔のキャラバンならそれでも良かったのだが、現代の、特に謎の巨大生物が出現するというフィーブル砂漠では、美味しい餌にしかならないのである。

 しかし、砂漠という長時間の暴力的な熱さや、砂漠の地形を走り抜くために必要なタフさ、移動速度や燃料効率などの研究、そして謎の巨大生物との遭遇における対応力などは、I=Dの研究開発レベルに比べると、自動車はだいぶ遅れまくっているフィーブル藩国である。現に、フィーブルの街を出て砂漠に向かってみると、結構な数の自動車の残骸が横たわっているのであった。

 この事態に対して、フィーブル藩国は1年に1度、結構な額の賞金を用意して、フィーブル砂漠横断自動車レースを開催している。文字通り、砂漠を自動車で横断するという内容のこのレースは、フィーブル砂漠仕様の自動車開発研究のテストや、腕のいいドライバーの発掘するために行われており、毎年白熱した様子を見せているのであった。

(絵:戯言屋@フィーブル藩国)
(文:戯言屋@フィーブル藩国)

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