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zoom RSS 地上戦闘情報共有システム(技術)

<<   作成日時 : 2009/01/27 06:48   >>

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情報共有によって、地上の部隊展開をリアルタイムで映像表示することも可能に





L:地上戦闘情報共有システム = {
 t:名称 = 地上戦闘情報共有システム(技術)
 t:要点 = 機器の導入,情報共有,無駄のない行動
 t:周辺環境 = 地上
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *地上戦闘情報共有システムの技術カテゴリ = 組織技術として扱う。
  *地上戦闘情報共有システムの使用制限1 = 機械が動作しない環境では、地上戦闘情報共有システムは作動しない。
  *地上戦闘情報共有システムの使用制限2 = フィーブル藩国の人間が同じ戦場にいる場合に効果を発揮する。
  *地上戦闘情報共有システムの効果1 = 同じ戦場にいる味方の全地上部隊に対して、防御、攻撃、索敵判定に評価+4、同調に評価+8する。
  *地上戦闘情報共有システムの効果2 = 同じ戦場にいる味方の部隊に秘匿通信でメッセージを送ることが出来る。
 }
 t:→次のアイドレス = 地上戦闘情報共有システムの輸出(イベント),宇宙戦闘情報共有システム(技術),バトルハッカー(職業)情報士官(職業4)




※注意:下記は提出用で出したLデータです。

L:地上戦闘情報共有システム = {
 t:名称 = 地上戦闘情報共有システム(技術)
 t:要点 = 機器の導入,情報共有,無駄のない行動
 t:周辺環境 = 地上
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *地上戦闘情報共有システムの技術カテゴリ = 組織技術として扱う。
  *地上戦闘情報共有システムの使用制限1 = 機械が動作しない環境では、地上戦闘情報共有システムは作動しない。
  *地上戦闘情報共有システムの使用制限2 = フィーブル藩国の人間が同じ戦場にいる場合に効果を発揮する。
  *地上戦闘情報共有システムの効果1 = 同じ戦場にいる味方の全地上部隊に対して、防御判定に評価+X、外見に評価+Xする。
  *地上戦闘情報共有システムの効果2 = 同じ戦場にいる味方の部隊に秘匿通信でメッセージを送ることが出来る。
 }
 t:→次のアイドレス = 地上戦闘情報共有システムの輸出(イベント),宇宙戦闘情報共有システム(技術),バトルハッカー(職業),情報士官(職業4)




<開発までの経緯>

 ターン13。ニューワールドの総力を挙げた大動員による、ケルベロス作戦が終わった。
 各藩国で復興が始まる中、やがて来るであろう未来のために、ニューワールドの各藩国では自国のさらなる発展と平和のための研究開発が始まる。それは北海島の小国であるフィーブル藩国でも例外ではない。フィーブル藩国は共和国でも数少ない、情報技術を用いた技術開発が進められていたのであった。

 当初の予定では、まず自国の医療制度を補うための遠隔医療を主軸とした医療情報技術の開発が予定され、その次の案として、先のクーリンガン強襲による文殊陥落と大規模な情報改竄や情報戦による歩兵支援を目的とした、フィーブル藩国の情報戦技術の強化が計画された。しかし、情報戦技術の戦術的運用についてはその方向性が難航した。

 そんな中、共和国藩王会議が行われ、今後の共和国の藩国における発展と連携についての話し合いが行われた。共和国は迷走していると、そういった声があったのである。共和国が共和国たる、共に和すという、対話と連携の心を忘れかけているという、そんな意見であった。

 そこで、フィーブル藩国の方針が変わった。或いは確定した。
 そもそも、今後も発展の余地がある情報戦技術の強化より、まず共に和すことをフィーブル藩国は選択したのである。広範囲に対する支援や、対情報戦対策など、各藩国と和することを目的としてさまざまな案が検討される。電子妖精防衛網や情報網、北海島防衛ネットワークの構築、攻勢防壁の構築に超並列電子計算機センターから、北海島最終防衛決戦兵器の開発に、兵法三十六計アイドレス版など、さまざまなアイデアが生まれる中、コスト的にも技術的にもメリット的にも最もいいとして、地上戦闘情報共有システムの開発がスタートしたのであった。



<開発コンセプト・承前>

「ああ。人間は前しか見えないが、後ろを見る誰かがいればいいのだ。横を見る誰かがいればいいのだ。人はそうやって、少しづつ広がってきたのではないのかね? 忘れるな。危ないと誰かがいうだけで、実のところ足下は見えているのだ。ちゃんと聞く耳をもっていて、ちゃんと大切なことを誰かが言うのならな」

                           ……共和国の迷走と未来についてを示唆したある人物の発言より

「それなら技術的に、人が人を助けるための手伝いだって出来るはずだと思ったんです」

                           ……地上戦闘情報共有システムの開発技術者の話より



<開発コンセプト>

 地上戦闘情報共有システムは、その名前の通り、地上における戦闘情報の全味方部隊の共有を目的として開発されている。

 これは、ほぼ確定情報として予定されている歩兵を主とした地上戦闘、ニューワールドや第五世界、式神世界、絢爛世界などでの、機械が稼働する物理域での戦闘支援を想定しており、部隊の最新状態や、味方部隊から得られた情報、地形情報や気象情報などを共有することによって指揮官の指揮判断能力を向上させると共に、部隊のさらなる高度な運用を可能にさせるという目的である。

 結局のところ、この地上戦闘情報共有システムは部隊を直接的に強化させるものではない。
 これは、ただ戦う誰かの手助けをするために、情報という目で、人が見えないところをフォローするというのものである。情報のほうから人に歩み寄ったことで共に和し、あとは指揮官がそれを使いこなして、それに応えて部隊が動けば、それだけで本来的に集団というのは強力なのであるというのがコンセプトであった。地上戦闘情報共有システムの根本には、ただ頑張って指揮して、それに応えて頑張って動く、そんな人間の強さがあるだけなのである。



<使用技術について>

 この地上戦闘情報共有システムは、ニューワールドや第五世界、式神世界、絢爛世界などでの運用を想定してあるため、それらに対応した技術や機材などが使用または準備されている。TLOを厳重に注意しつつ、ハッカーやギーク、電子の妖精や電子の女王などの情報技術を応用し、情報共有のための機器にはフィーブル藩国のサイボーグ技術が転用された。これは埋め込み式などの肉体改造を必要とするわけではなく、人と機械がうまく融和するためのノウハウや技術についてが活かされているのである。



<機器について>

 地上戦闘情報共有システムは、情報を統合および保守するための機器の他に、各部隊からの情報を得るための装備が用意されている。主に戦場を想定としているため、これらは戦闘行為を阻害しないよう、設計には細心の注意が払われて研究開発が進められた。バリエーションも多い。両手で銃を構えながら連絡が取れる、手首に付ける通信機状の機器や、顎から首、耳を通って後頭部で固定する形の通信機。耳に掛けるタイプの簡易カメラ。部隊員の心拍数や脈拍身体情報をチェックする機器などもあり、負傷時の情報などがすぐに医療部隊に送られるようになっているというわけである。

 それらの機器の他にも、データ入力用の小型端末や、敵味方識別システムにGPSや無線アンテナ、ヘルメットなどの頭部に取り付けるタイプの暗視装置や熱線映像装置などの各種センサー装置に、双眼鏡のように視界を拡大映像で表示させる装置も開発されて、これらは今後さらに開発や改良が重ねられていくいくことだろう。

 地形や天候、作戦情報や展開している部隊の様子などを映像表示するための機器も開発された。
 サイボーグのような人体改造は行えないため、映像表示ばかりは戦闘を行いながら確認するのは無理だろうということで、片眼で視認できる、耳に掛ける飛び出し式の極小モニタなども開発されたが、基本的には携帯用の簡易映像受信機が運用されることになる見込みである。これは何らかの理由で敵の手に落ちることも想定して、全員が所持する形ではなく、指揮官などの1人が扱うことになる予定なのだが、部隊の練度次第では全員が極小モニタを装備することも想定されている。

 それらの試行錯誤の結果、指揮官用と部隊員用で部隊員の機器が分類されることになる。
 指揮官用の機器は上下の繋がりが、部隊員用の機器は横の繋がりが強化されており、それぞれが情報統合用の機器と繋がりを持ちながら、それぞれで段階分けすることも可能になり、情報の保守性も高められた。

 情報を統合する、地上戦闘情報共有システムの核となる機器。
 そして指揮官用の機器と、部隊員用の機器の3つで、基本的に地上戦闘情報共有システムは構成されているというわけである。

 戦場での使いやすさと同時に、これらの機器は、水中や魔法による物理域変更などの例外を除き、全ての悪環境でも確実に動作するタフなものを目標として設計されている。この設計は、とりあえずニューワールドの各藩国での動作を最低ラインとして想定されており、暑さや寒さ対策の他に、サイボーグ技術の応用である軍事行動用に開発された長時間持続バッテリーシステムも導入され、フィーブル藩国の機械技術などが惜しみなく投入された。

 なお、地上運用を目的としたI=Dなどの乗り物にも、専用の機器を導入することで、地上戦闘情報共有システムとの接続が行われることが可能であり、これは地上戦闘情報共有システムに何かがあった際には、緊急時の手段として機体と地上戦闘情報共有システムの接続を解除して、情報共有システムがなくても本来の性能で動作できるよう切り替えを行うことが出来る。

 また、気象情報や現地のデータに関しては、芥辺境藩国で建設が進められている航空基地を中心としたデータを受信することで、最新情報の取得を容易に可能としている。



<機器の導入と情報の機密保持について>

 この地上戦闘情報共有システムは、各藩国に支給する形ではなく、情報を統合する機器を扱える、フィーブル藩国の一部の人間による機器の導入によって初めて運用できるように設計されている。その理由は、地上戦闘情報共有システムの全体的な情報を統合する機器に関してはフィーブル藩国の最高機密事項であり、また敵に機器が奪われた場合も考えると、一部の人間のみが扱える形のほうが安全性が高いと判断されたためである。

 捕虜になったり、機器などが鹵獲された場合に備えて、全ての機器には基本的に情報共有システムのプロテクトや個人認識システムなども導入された。各機器には管理番号が振られ、管理番号ごとに細かな通信チャンネルなどが設定されており、利用者に何かあった際にはそれらを個別に閉じることも出来る。また、戦闘後などには必ず機器を失っていないかの確認チェックが義務づけられた。部隊員同士で、通信している相手が本人かどうか確認するための合言葉や暗号なども用意されている。

 このように、情報の機密保持などに関しては特に力が注がれている。
 情報を統合する機器の開発スタッフ選出には厳選に厳選が重ねられ、開発者などの情報は完全に秘匿されており、開発に関する全容もその中の一部の人間だけが把握している。製造においても同様に対処されており、こうした地上戦闘情報共有システムの関係者や管理者、運用者などについては、玄霧藩国の特務護衛官やゴロネコ藩国のマジカルポリスによる護衛と、魔法などによる洗脳なども考慮した結果、定期的な外部監視も含めて紅葉国の治癒師によるチェックも依頼された。開発工程の後にテスト工程など別の工程を入れることで、敵対勢力によるそれぞれの担当の重要性を軽減させており、開発情報に関しては全て小型の記録端末にコピーされて厳重に藩国で管理保管されている。

 また、魔法や物理域変動による機械停止はともかく、この地上戦闘情報共有システムに対する通信の暗号化やハッキングについては可能限りの防衛手段が用意されており、地上運用を行う乗り物などと接続した際に、乗り物のシステムからのハッキングや、その逆にも対策されているという念の入り用であった。芥辺境藩国の航空基地との情報連携に関しても、これは同様である。さらにメンテナンスとバージョンアップは技術者によって随時更新が行われている。データや技術者などを守り、そしてシステムを継続的に保守することによって、地上戦闘情報共有システムは高い堅牢性を持つのだ。



<部隊運用について>

 地上戦闘情報共有システムを導入することによって、部隊運用は大きく向上する見込みである。
 最新の戦術情報を全地上部隊が共有することで、上下や横の命令系統や指揮系統は整理され、各部隊の認識のズレや動きの乱れが把握できるようになれば無駄がなくなる。無駄のない行動はそのまま速度を生み、攻撃目標は効率的に選別され、部隊間の高度な連携行動も可能にして、指揮にもさらに幅が広がるのである。敵の行動や攻撃に対応して部隊の散開や集合が素早く行われることでダメージコントロールは強化され、地形などの情報を取得することで地の利を効果的に利用し、治安維持や侵入作戦などの大規模戦闘以外の場面でも応用できる。

 データ入力用の小型端末によって、銃声や爆発音などの騒音が響く戦場や、逆に音を立ててはいけない隠密作戦などでも的確に情報を伝えたり、航空支援や砲兵による支援要請を正確に送ることも可能である。歩兵による情報から、視界の狭い戦車の状況確認能力も上がるだろう。歩兵と、地上運用を目的とした乗り物との連携も強化されるというわけである。

 しかし、決して忘れてはいけない。
 最後の最後で勝つのは、いつも人の努力や行動であり、この地上戦闘情報共有システムは、あくまでそれらを手助けするための道具に過ぎないということを。それを正しく理解して、人と機械がそれぞれ歩み寄って共に和すれば、我々は恐らく、この地上においてさらなる栄光を掴めるはずである。



イラスト:フィーブル
文章:戯言屋

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