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zoom RSS 鬼魂号(ACE):設定紹介

<<   作成日時 : 2011/08/05 02:31   >>

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鬼魂号

概略

 鬼魂号。
 絶対無敵の全自動消防消火災害救助システム。その端末。
 40m級の巨体に1000mmを越える装甲を纏った鋼鉄巨人。
 基本的にその名の通り全自動だが、操縦する際はグローブ状の操縦桿を利用する。
 コクピットの中には、幾人もの人々の文字と言葉と言う心が彫り込まれている。

 幻獣と人類の和平により建造された。
 製造場所は、7つの世界のどの世界でも無い場所とされており、製造年月日も不明。
 ただ、”犬敵必殺”を掲げるわんわん帝国の冒険艦・大逆転号の随伴機として、100機以上が量産されている事が確認されている。
 小村佳々子に出会った彼(すなわちこのアイドレスとなる彼)は、はぐれたという表現から、恐らくこのうちの1機。銀河系中心動乱の余波を受けた第6n世界の機械の墓場で17年間眠りに就いていた。
 セプテントリオンのノッポによると人型戦車と予想されているが、この予想は当てずっぽうであり、本機の機種は正確には不明。

 核兵器にも耐える無敵の装甲、180mm戦車砲弾を2本の指で受け止める機敏さ、戦車を衛星軌道上まで吹っ飛ばすパンチ力を有し(※1)、胸部に搭載された必殺兵器N.E.P.は悲しみのことごとくを消滅させる。

 物理域に合わせて、ボディを変換させるという特性を持つ。
 ルネッサンスという自己修復・進化機能を持つ気合いの入った機械であり、正義を貫く為に自らの意思で鉄屑からでも再生する。

 オペレーティングシステムは、OVERSシステム。
 論理、推論、最終ゲートによる判断機構を持ち、命令序列は、第一位「弱者乃保護」、第二位「正義乃貫徹」。


考察

 以上が、現在までに判明している鬼魂号の大まかな概要である。
 未だに謎の多い機種・システムではあるのだが、有体に言って、理不尽としか言いようが無い能力を有している正義の味方である事に間違いは無い。

 改修機として、平穏号、武勇号、それらしき物として撃雷号自由号)といった機体が現在までに登場しているのだが、それらの機体も概ね常識破りの決戦用の一品物である。
 これらの機体は、いわゆるリアル系の世界観を持つ無名世界観において、各機ともスーパー系のノリを有していた機体群であり、理不尽なまでの無敵さが異彩を放っていると言って良い。その点において、鬼魂号の特殊さを受け継いでいる。

 だが、各種改修機とオリジナルである鬼魂号には、決定的な違いがある。

 それは火器の有無である。

 全自動消防消火災害救助システム、これは消防車(※2)と訳される事もあるが、鬼魂号は、その名、志を体現する為に、一切の火器を有していない。N.E.Pも厳密には武器では無く、歴史改変装置であり、これは悲しみの歴史や戦争そのものを無かった事にできるという特性から搭載された事が推測される(※3)。
 己が鋼の体を盾として、弱者を保護し、その鋼の拳と悲しみを消滅させる力で悪を打ち砕くと言った感じのコンセプトが見受けられる。

 改修機各機は、その点、圧倒的な基礎ポテンシャルを誇る鬼魂号の力を出し惜しみする事無く発揮できる様に設計されており、そういう意味では、オリジナルの建造者達の意を汲んでいる改修機は今のところ存在していない(※4)。
 セプテントリオン等の敵との戦闘の激化やN.E.P.の事実上の撤廃が背景にある事が考えられるが、悲しい物語である。


◆外観
 機体の形状としては、幻獣と人類の和平によって作られたというその来歴の通り、第5世界の人型戦車と共通する意匠が見受けられ、技術的なつながりがある事も推測される。
 ただ、世界の物理域に合わせて小神族(※5)の様にボディが変化する特性上、第5に近い第6nにいた為、この形状であったという可能性も否定できず、何とも言えない。

 大絢爛舞踏祭においては、第6世界で絶対物理防壁を展開しているところが確認されているが、これが改修による機能追加が行われた為のものか、世界適応によって得たものかは、これまた分からない。


◆名前の由来
 鬼魂号という名前の由来については、2通りほどの予測が成り立つ。

 1つ目は、鬼=幻獣という説である。正義に燃える赤い瞳は、幻獣の瞳と同じ色である。
 しかし、幻獣の目の色は、怒りや憎しみの悪しき夢の色と言われる事もあり、同じ色でも真逆である。

 そこで2つ目が、鬼=祇園童子という説である。
 仏法の守護者で女子供の守り神であるとされており、ガンパレード世界と縁のある存在である。
 また、彼は幻獣であり、赤い目をしていた可能性が考えられる。

 この事から、ここでは名の由来として2番を推しておく。


◆OVERSとの関連
 オペレーティングシステムがOVERSシステムである事は、改修機との共通項などから確定の様である。

 しかし、小村佳々子が出会った、つまり物語に登場した時期、OVERSはまだバージョン0.99であったため、現在はバージョンアップしている可能性が考えられる。
 この時、OVERSは「this Omnipotent Vicarious Enlist a Recruit Silent(それは 全能の 代理 を徴募せし 物言わぬ 機構)」の名が示す通り、言語機能を有していなかったのだが、現在の機能を考えると、音声で喋らないまでも、モニターごしなら言語による意思疎通が可能になっている可能性もある。

 各種情報から、OVERSが全自動消防消火災害救助システムの一要素である可能性が高いと考えられるのだが、具体的にどの様な仕組みのつながりがあるのかは分からない。「複数存在する世界を均等に保とうとする力を利用する」といった点や、「無垢な無機物の上に宿って悪しき存在と永劫に戦い続ける太陽系の守護者」といった辺りに関係がある様な気はする。


◆搭載機能に関する妄想
 前述の通り、鬼魂号は一般常識を超越した数々の現象を引き起こしているのだが、これに対して一つの見解がある。それは統一場を制御する何らかの機関を搭載しているのではないかというものである。

 勿論なんの根拠もない話ではなく、原作・女子の本懐のNEP発射シーンにて 「鬼魂号ぉ! 大統一場ぁ臨界!」の掛け声があり、少なくともNEP発射には統一場を制御する何らかの機構を使用しているのが確認できる。

 統一場が何か良く分からない方の為にこれが何かを説明すると、物理学で予想されている重力やら分子結合やらを全て説明できる力場の事である。つまり、統一場を操れる機関というのは、反重力でも物質の合成でも、エネルギーさえ用意できれば、それ一つで思いのままという事になる。

 現実的には、目標の物質を目標の場所に合成したりするのは、途方もなく精密な操作が必要になると思われるので、できるはずだができないという事になると思われる。しかし、できる「可能性」は存在する。そして、これに非常によく当てはまる現象に思い当たる。ルネッサンスである。この機能を用いれば、無からの再生さえも可能となる。巨体に反した俊敏な動作もこの機関の効果と思えば合点がいく。

 つまり、そういう妄想である。




※1:むしろ、鬼魂号よりそれだけの衝撃で壊れない戦車と中の人達の方が凄い気がしないでも無い。

※2:アイドレスの昨今を考えると「あくまで消防車です」と世界に喧嘩売っている気もする。ここでいう火・災害とは戦火・戦争の事だという気がそこはかとなくするが、筆者の妄想なので、実際は、災害救助機です。間違いありません。はい。

※3:もっとも、N.E.P.は第6世界での乱用によって、世界に悪影響を与える事が分かっており、そういう意味では、機体の旧式化が進んでいるとも言える。つまり、現状では、文字通り拳だけが頼りという状態である。

※4:自分でも作っておいてなんだが、一応結局実行に移される事の無かった自由号の改修案は火器の撤廃である。

※5:機械技術が発達した物理域では、モバイルツールやBALLSに変わる。

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